2012年05月30日

【アフリカカレンダー2012】1月ライオン子供 尻尾をアム!


こんにちは、アイ企画スタッフの千田です。
今回から、2012年アフリカカレンダーの写真の撮影裏話を少しずつ公開していきます!


あべしょーの写真解説
ライオン子供 尻尾をアム!.jpg
<ライオン子供 尻尾をアム!>

湿地帯の茂みの中で草が一部分だけ揺れ動く、時には川の流れみたいに。

…そして縦にも横にも揺れ動いている?
ライオンの頭が時たま見えるが、草の動きは別なところで動いている。

…そうだ!親の周りに赤ちゃんが数頭居るのだ。
一週間もすると、三頭の赤ちゃんを連れて茂みから出て来た。
なんと可愛いのだろう、と感じた。

それから数日経って探しに行ったら赤ちゃんは一頭になって居た。
あとの二頭は…、
親が狩りに出た時、ハイエナにでも襲われてしまったようだ。

兄弟で茂みにいた時はお互いじゃれて過ごしていたが、
今は遊ぶ相手は親の尻尾だけとなってしまった…。

posted by あべしょー at 12:21| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | カレンダー2012 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

【アフリカカレンダー2011】12月夕暮れの隊列


<あべしょーの写真解説>
blog_2011_12.jpg

太陽は実に大きい。

太陽は実に大きい。
地球上何処から見ても同じはずなのに。
黒い絨毯には驚いた、夜は世界中の動物好きな人がバーに集まる。
時たま其処に顔を出す。
懐かしい顔も時たまあるからだ。

その後部屋に戻って驚いた。
次の瞬間、足が次に背中が、針で刺されたように痛い。
思わずシャツもズボンも脱いだ。床は真っ黒、よく見ると動いている。

蟻だ。
サバンナアントといわれる、小さな巨人だ。
ドンドン外側のガラス戸の隙間から部屋に入っている。
驚いて殺虫剤をまいたが、そんなもの全然効かない。
数が多すぎる。
急いで足で踏み潰すが全く多勢に無勢で全身に痛さだけが。
たまらない大声を上げた。ロッジスタッフが駆けつけた。

「アント、ミンギサーナー!ハターリ!」
(蟻が沢山いる!あぶない!)
痛くてどうにもならない。さらにスタッフ3名が駆けつけた。

何をしたと思います?
白い粉を先ずガラス戸に沿って線上に捲いた。
次にベットの周りに捲き始めた。
私の痛みは知らぬ顔でスタッフは夢中でまるで陣地を構築するように捲きつづけた。
10分も痛みに耐えて手で払い落とす私と対照的に、
スタッフが蒔いた粉は食塩だった。
見事に黒い絨毯は模様の本来の絨毯の色に戻ってきた。
スタッフが言うには、蟻は塩で防ぐのだ。

猛烈な痛みを与える敵軍蟻は進路を変えて外に退却。
その数から見ると潰した数はほんの一部にしか見えなかった。
以降その時のスタッフの顔を毎日見る度に
「ドクターアント」と私は呼んだ。
彼はにこやかで誇りある男になっていた。

とんだ災難だったが、今日撮った夕陽を眺めると、
心が穏やかになる気がした。



posted by あべしょー at 11:43| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カレンダー2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

【アフリカカレンダー2011】11月チーターの赤ちゃん


<あべしょーの写真解説>
blog_2011_11.jpg

チーター赤ちゃんは飽きない

この数年、サバンナは大きく変化した。
日本製の超大型カメラを持つ、中国人、インド人が増えた。
ロシア人は車上に大きな身体を乗せて片手でビールを飲みながらのドライブだ。
経済成長のお陰かも知れないが中でも中国人は圧倒的に多い。

「中国電影隊」とお揃いのユニホームと500ミリの巨大レンズ。
言葉が判らないお互いなので状態だけを見ている。
チーターの赤ちゃんの近くの道は車が渋滞するほどの混雑。
ワイワイ嬉しそうに、車上で声を上げている。
可愛いチーター赤ちゃんに興奮しているのだろう。
しかし、ギャーギャーとだんだんうるさいほどにボリュームが上がってくる。
だぶん赤ちゃんに「こっち向いて!」と叫ぶのだ。

それはまだいい。
文化の違いか生活習慣か、車から食べ物の空き袋を外へ捨てる。
これは日本でもカンの投げ捨ては見かけるが、
添乗員が問題か?サファリ出発前に充分注意をすべきなのに。
見かねたレンジャーは、チーターからかなり離れた場所に
中国団体の添乗員車を呼び出し強く注意し、ペナルテイーをとった。

インド人カメラマンは、チーターに近づき、
長時間夢中で撮影していたが、時間超過でこれまたペナルテー。
いずれも100ドルのチケットだ。

これからも経済成長国の旅行者が増えて、
ルールの指導にどれだけアフリカ人が対応してゆくか大変だ。
この美しい自然・サバンナと、美しい動物を目の前にして、
土にかえらないゴミを平気で棄てることは、
種族ヒトとしてのモラルを問われる行為だ。

夕日は侘しくも美しい。
太陽は決まって18時30分には地平線上にある。時計要らずだ。
門限19時。この30分に夕焼け撮影勝負となる。
予め被写体と場所の調査。
これは昼間からサファリー中に記録する。
ドライバーに充分判るように私の写真を渡しておいて、
私の考えを写真で見て構図の取り方を理解、勉強させる。
夕陽は刻々と沈み、同じ瞬間は二度とない。
その間に、あーでもない、こーでもないと
エンジンをふかしながら決めているわけにはいかない。
構図はドライバーとの信頼関係にかかっているともいえる。



posted by あべしょー at 10:07| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | カレンダー2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

【アフリカカレンダー2011】10月子ライオン


<あべしょーの写真解説>
blog_2011_10.jpg

子ライオン

雨上がりの道に大きい足マークと小さい足マークが続く。
これを見て静かにマークの後を追う。
日本の雪国でも新雪の朝雪原をみて時たま動物の足跡を発見して「何の動物か?」判断する事がある。

サバンナの草深い茂みで足跡がプッツリ消える? 
この辺に移動したな?とライオンの足跡で判断。
それからが大変な時間だ。
朝に発見、太陽が昇り地は乾く。
双眼鏡で草の動きを探す、待つ事半日以上になる。
忍耐の連続です。

午後、親が茂みから出てくる獲物を探しにか?
子供は出ない、身体の大きさは足跡からある程度は推定できるが。

2〜3日はロッジから同じ場所に通う。
動物撮影ではそんな事は当たり前になるから不思議。
都会生活では私は電車も階段もセカセカ歩きセッカチだけど、
草原では「なんでこんなに耐えるのか?」
人生ノンビリだ、スワヒリ語で「ポレポレ」
その方が長生き出来るかも知れない。

イタリア人カメラマンの友人でリザードという人がいる。
もう5年ほどケニアやタンザニアで会ううちに友達になった。
彼も早朝は絶対に私の車を追い越して猛烈スピードで走る。
目的地到着は彼が一番だ。二番が私の車になる事が多い。
サバンナのルールで道から車が外れてはいけない。
サバンナの自然を守るためだ。
このルールがあるため、道路から草薮に隠れる動物を撮るには、
ポジション選びが肝心で、
到着が一番でなければ撮影の良いポジションはとれない。
撮影中はお互いが邪魔になる時もあるが、暗黙の合図で譲り合う。
これには人種や利害は無い。
私はイタリア語は全く出来ないが、それでも仲良い有人だ。


posted by あべしょー at 12:59| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カレンダー2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。