2012年12月28日

カレンダー寄贈のご報告【10月24日】

この日が今回で2年目になる、被災地へのカレンダー寄贈の巡回のスタート日だった。

前日までの被災地の各校と訪問日程、
児童生徒・教職員の人数確認や訪問の順路調整を終え、
宮古地区に遠藤誠子のハンドルで息子の洋昭とともに3名で向かった。

どこの学校も巡回通学バスをやりくりして登下校しているため、
午後は早くに帰宅させることとなっている。
そのため、訪問は午前中に訪問を終えることが重要である。

朝礼前には訪問の待機をしておくこととなったが、
沿岸被災地の山越えには盛岡からは3時間近くの時間を要するため、
朝食は運転の合間ににぎり飯で済ませた。

宮古車内.JPG
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被災地でのエピソード【黄色い帽子の子供が暗闇に】

日照時間が最も短い12月中旬の朝6時を少し過ぎた頃、
朝食を済ませると家族に送られ通学用の送迎バスの待合場所に急ぐ小学1年生。

直線であれば距離も短いのだが、
津波に押し流されたリアス式海岸の曲がりくねった道をバスは走る。
通学に1時間あまりは必要するので、
薄暗い頃には間借りの家から出て行くのだ。

校庭には仮設住宅が建てられ、
遊び場は以前より小さくなった。
被災前は集落の子供たちは一緒に遊んでいたが、
今はみんな離れてしまい、
帰宅後、子供同士が遊んで交流する機会も制限されてしまった。

被災地校舎.JPG
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カレンダー寄贈のご報告【12月16日久慈】

岩手県庁から久慈市に転勤された高橋勉さんが、
自宅のある盛岡から久慈の転勤先に車で戻る途中、
事務局である室小路のスタジオに立ち寄っていただいた。

久慈で私達が訪問できなかった長内小学校、久慈拓陽支援学校へ、
カレンダー500部を車に積んで届けて頂くためだ。

後日、高橋さんから無事届けていただいたとの報告をいただいた。
久慈では校舎が完全に破壊された小学校は少ないが、
むしろ自宅が被害にあった児童が多いそうだ。

阿部昭三郎
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カレンダー寄贈のご報告【12月14日釜石】

釜石寄贈.jpg

早朝まだ暗い雪道の中、
ボランティアの伊藤誠さんの運転で釜石に向かう。
初めて高速を使い、花巻、遠野を経て
今日は釜石市内の11校にカレンダーを寄贈する。

昨年は釜石への巡回をしなかったので、
カレンダー寄贈の主旨を事前に各学校に連絡をしたうえで訪問する。
先生からは、「児童・教職員、全員に頂けるの?」との声。

どの学校も授業中のため、低学年の教室にお邪魔するか、
体育館が使用可能な学校では、体育の授業中の子供たちに時間をもらっての寄贈となった。
助手の千田真弓と先生が手分けして子供たちにカレンダーを配る。
「可愛い!嬉しい!」の連発。
まさか全員が受け取れるとは思わなかったようだ。

後日、栗林小学校の小野寺美恵子校長先生からは、
当日校長研修で留守にした侘びと感謝の電話を事務局にいただいた。

阿部昭三郎
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2012年カレンダー寄贈の報告

今年も昨年に引き続き、「被災地の子供たちにカレンダーを贈るプロジェクト」として、東日本大震災の被災地の子供たち・教職員のみなさまにカレンダーを寄贈して参りました。

このたび、2012年被災地の子供たちにカレンダーを贈るプロジェクトへの、主な支援金協力をくださった方々をご紹介いたします。(敬称略)                       

眞壁 英二(弁護士) 出張 勝也(会社社長) 萩尾 望都(漫画家)

阿部進行 森村優子 ちばてつや(漫画家) 森村俊介 大矢頼武
鳥居義昭(税理士)  熊野 正昭(税理士) 小倉和江(主婦)
安田哲也       那須田馨(医師)   田中和津子(獣医師)
千葉孝良(会社社長) 岩田敏子(看護師)  西川恵美子(税理士)
伊室一義(団体役員) 阿部岳夫(会社社長) 菊池以和子(主婦)
井口 孝(団体役員) 

その他全国の多くの方から、支援金や切手等が寄せられております。

みなさまの暖かいご支援のおかげで、子供たち・教職員のみなさまにカレンダーを届けることができました。

事務局代表 阿部昭三郎
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これから、寄贈に向かった際の被災地でのエピソードをご紹介していきますね。
どうぞご覧ください。

被災地にかかる虹.JPG
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2012年03月06日

カレンダー寄贈巡回中、被災者の方からのお話 その2

アイ企画スタッフの千田です。
前回に引き続き、カレンダー寄贈時に伺った、被災者の方のお話を掲載いたします。

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カレンダー寄贈子供たち2.jpg

津波が引いて2日間、寒い校内で子供達は寄り添っていた。
停電がつづき、電話をすることもできなかった。

ガレキの山で埋もれていた道を、自衛隊員がやっと開いた。
迎えの家族がやってきて、子供達はやっと校舎から去っていった。

その中で、ポツンと残された数人の子供たちがいた。
その子たちの親は看護師、教師、保育士等だった。


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カレンダー寄贈子供たち.JPG

大船渡の中学校を訪問した時、校長先生からお話があった。

「今から教室に入りますが、
このクラスの生徒で昨日、行方不明の母親がDNA鑑定で判明したのですよ!」

カレンダーを手渡す時、その生徒は無言の表情で受け取った。

「頑張ろう」とかいった励まし言葉よりも、
「生命を大事に生きようね」と、握手するのが精一杯だった。
お互い言葉は出なかった。(大船渡)


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津波による被害にあった家.JPG

突然の大揺れ。
宮古の居酒屋の主は、棚から落ちる酒ビンやお皿を見る余裕もなく外へ逃げ出した。
「津波が来る」と直感し、車に妻を乗せて逃げようとしたが、
その時、家に飼い犬をつないで来たことを思い出した。

大通りに出る前に家に戻り、犬の様子を見に行った。
後ろを見ると、大きな津波が大通りを埋めている。
着いてみると、家は犬と共に無事だった。

「犬を迎えに行ったことで私たちは救われ、居酒屋を再開することもできました。」

居酒屋の壁には、頭上まで浸水した跡が、くっきりと残っている。(宮古)


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アイ企画では、被災地への支援をこれからも続けて参ります。
ご協力を、どうぞ、よろしくお願いいたします。

posted by あべしょー at 13:54| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 12000名にカレンダーを贈るプロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

カレンダー寄贈巡回中、被災者の方からのお話を紹介いたします

こんにちは、はじめまして!
アイ企画スタッフの千田です。

今回から、数回に渡って、
弊社の阿部がカレンダー寄贈の巡回中、被災者の方から伺ったお話を掲載していきます。

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老人ホーム.JPG

大船渡の小高い場所にある中学校のすぐ下には老人ホームがあった。
津波が黒い山のように押し寄せてくるのが見える。

そんな中、歩けそうな老人は杖で外へ出た。
中学生は助けようと後ろを向いたが、
校長は大声で「早く山に登れ!」と叫んだ。

数分後には、老人ホームは屋根しか見えなくなった。
「子供の犠牲は出せない」心痛な言葉が校長から出た。(大船渡)

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大船渡小学校.JPG

津波の影響を受けなかった高台の民家の人たちは、
食料を寄せ集めてむすびを作り、空腹で待つ学校の子供達に差し入れた。

子供一人に渡されたおむすびは2個ずつ。
先生や子供は「北里大学にも生徒がいるよ」と話し出した。
高台に在る大学にいる生徒たちに、
2個のうち1個のおむすびをみんなで集めて届けた。

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次回に続きます

posted by あべしょー at 15:37| 岩手 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 12000名にカレンダーを贈るプロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年カレンダー12000部を被災地に寄贈完了ご報告


5月4日羽黒山の被災の様子

2011年3月11日の災害から1年が過ぎようとしています。

震災当時、多くの方からご心配の電話やご支援を頂き、
感謝の気持ちは言葉では言い尽くせないものがありました。

人の心とは心底、胸を熱くしてこみ上げる感動を与えてくれ、
底なしの悲惨から支えてくれる原動力になるものです。

私達数人のスタッフで何が出来るのか?
即! 毎年制作していたカレンダーでした。

3月20日から2011年の版下で増刷して避難所に配布し、
小さい事ですがそれなりに喜ばれました。

津波直後から、北海道から沖縄まで毎年当方のカレンダー愛好者からも強い購買支援を頂きました。

雪降る被災地を3月から、主に沿岸小学校や避難所を巡回して野生動物映像を見せながら、
「命の尊さ」を子供達と共に理解し合い、カレンダーの制作を急ぎました。
6月末から、地元ボランテアの方に協力をお願いして1校ずつ、カレンダー寄贈の巡回を始めました。
被災地巡回を終えた昨年の12月初旬、大槌・山田等での峠超えの道は大雪でした。

たくさんのご支援のおかげで、
岩手〜福島、宮城の子供たち・先生方、12500名にカレンダーを手渡すことが出来ました。


あたたかいご協力・ご声援、誠にありがとうございました。

アイ企画ではこれからも、被災地の支援活動を続けてまいります。
どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします!

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次回から、カレンダー寄贈の際に被災者の方から伺ったお話を掲載していきます。
ぜひご覧ください。


posted by あべしょー at 14:57| 岩手 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 12000名にカレンダーを贈るプロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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